2022/04/04 20:38

2022329日に発売した「おひとりさま会議用紙セット」。

おかげさまで第1弾、第2弾と次々と完売し、想定よりもはるかに反響があり、ひとりで運営する私自身が一番驚いています。

次回の発売日につきましては現在、制作をお願いさせていただいておりますので、制作の工程が分かり次第、発売日を決定し、各SNSやお店のNEWS、山口恵理香の公式HPでご案内いたします。発売日まで少しお待たせするかたちとなってしまいますが、もう少し、お時間をください。


さて「そもそもSelf0を運営する山口恵理香って、どんな人?」と思う方がいらっしゃると思いますので、今回はほんの少し自己紹介を。

 

19908月に生まれた獅子座の女でございます。獅子座らしく、今、表現する世界に身を置いておりますが、まだまだ修行中です。

14歳のときに学年全体からいじめに遭い、不登校になりました。心療内科は14歳から31歳の現在まで何回か転院はしているものの、定期的に通っています。包み隠さずお伝えいたしますと、精神安定剤も服用しています。

フリースクールに通い、サポート校に進学。(現在は学校法人へと変わっています)通常の高校とは違い、さまざまな事情を抱えた子たちが集まる高校へと通いましたが、大変だったのは大学受験でした。

サポート校に通って授業を受けていたとはいえ、学力は一般的な高校生よりもはるかに低く、どうしても行きたい大学へ進学するには、誰よりも勉強しなければいけないことが判明。大学受験直前は学校とも話し合い、塾に朝から晩までこもりきりました。

おかげさまで第1志望の専修大学 法学部 政治学科に合格しました。(本当は心理学部を希望していましたが、なぜか法学部が受かり、そのまま…()

 

私にとっては大切な第1志望の大学。ところが周りの人たちの中には「本当は早稲田に行きたかった」「明治の方が良かったのに」と今いる環境を自分自身で否定する人もちらほらといて、その言葉を聞くたびに、私はショックを受けていました。

ちなみに私が専修大学を選んだのは、オープンキャンパスに行ったときに「未来の私はここにいる!」とビビッと感じたからです。運命の相手と出会ったときに雷に打たれるなんて表現しますが、まさにこの言葉の通り、運命に導かれるように専修大学へ入学しました。

 


10年以上前の古い話になりますので詳細は省きますが、20代から30代近くまでの大半をともに過ごしたパートナーがいました。

正直、結婚すると思っていました。きっと私以上に周りがそう思っていたでしょう。ところが、大学卒業後にフリーランスの道を選んだことでどんどん運命が動きだします。

NPOに就職しましたが閉鎖的な空間に心理状態が正常ではなくなり退職しました。その後、フリーランスという言葉を知り、さらにはWebライターのお仕事に出会います。(詳しくは20197月より発売中の『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』をご覧ください。)

 

Webライターとして活動している中で「出版」という大きな目標が私の心の中に立ちました。そして現在も心の伴走者として寄り添ってくださる師匠と運命的な出会いを果たし、本格的に出版に向けて動きだします。

 

運命はときに残酷だな、と私は思いますが、出版を選んだのと同時に長年付き合っていた人とのパートナーシップも区切りがつきました。

 

201974日に無事『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』を出版しましたが、その1年後、父がすい臓がんと判明し、たった半年で父は亡くなりました。

 

最初はまん丸だった父が最後は小さくやせ細り、天を見上げたまま、光の世界へ逝ったあの日の姿、あの瞬間の姿は、これからも一生忘れません。父は病気が分かる前、嬉しそうに書店へ行き、私の本を買っては喜んでいました。

 

たった1冊の出版が、私から父への最期の親孝行となりました。

 

私は結婚、出産という通常の道のりではなく、商品、サービス、作品を生みだすことが使命なのだと父の死によって気づかされ、今に至ります。

ようやく動き出したばかりですが「マイペースにコツコツが、えりちゃんのいいところだよ」が父の遺言です。父が言い残していった言葉を胸に秘めながら、Self0を大切に育てていきたいと思っています。

人と違う人生を歩む中で、いつもケラケラと笑っているわけではありません。むしろここ数年は死別うつによる躁鬱の症状で私自身も苦しみ、今は母も精神的な症状が出始めています。

 

おひとりさま会議用紙は、自己分析シートです。自分と向きたいけれど、何を書き出していいのかわからない方に、あえて質問を(おひとりさま会議用紙を通して)投げさせていただくことで書き出しているうちにひらめきや気づきを得られる可能性がある商品となっています。

 

獅子座の女の代表でもあるココ・シャネルのように、人と違う道を選んだ以上は相当な覚悟を必要とします。では、今の私に100%の覚悟があるかといわれたら、まだまだ修行が足りませんし、解決すべき課題も解消できていない、大きな宇宙からしてみたらものすごく小さな存在です。

 

ただ覚悟を少しずつ固め、頭でっかちにならずに手を動かすためには紙に書きだす時間が何よりも必要だったのです。

 

孤独な夜を乗り越えられるのは、紙といつものお気に入りのボールペンがあったから。

 

私は他の人とはちょっぴり違う人生を、書く力によって支えられ、書く魔法によって自分なりに夢を叶えることができました。まだ叶えられていない夢はたくさんありますが、今は一歩ずつ着実に歩むことを意識しています。

 

 

「おひとりさま会議用紙」は、書く魔法を楽しめるツールをつくりたい、書くことによって癒されるということをもっと皆さまに知っていただきたい、そんな想いから発案し、制作しました。

 

プロデュースする山口恵理香のヒストリーを皆さまに知っていただくことで、もしかしたら、おひとりさま会議用紙にご関心をもたれる方が多くなるのでは…そんな願いを込めて、Self0NEWSページを更新しました。

 

雨が降り、今晩は冷え込みます。

おこもり時間にも、おひとりさま会議用紙はきっと活躍してくれます。

 

 

次回発売日まで、いましばらくお待ちください。

引き続きSelf0と山口恵理香をよろしくお願いいたします。



<次回発売日をお楽しみに! 新商品該当ページはこちら>


produced by ERICA YAMAGUCHI