2024/01/12 14:26

Self0を本格始動させてから1年の間に、ときどき「来週、入院するのでそれまでに発送をお願いします」「病院に持っていきたいので、早めに発送をお願いできますか?」というお問い合わせをいただく機会がございます。


そのたびに、私はブランドを運営する立場として、たとえ小さなブランドであったとしても、お客様の人生を乗せて、もちろん経営者としての覚悟や人生も乗せて、このSelf0というブランドが地球のように回り続けていることを、皆様から教えていただいております。

 

すべてのお客様のご要望に必ずしも常に100%でお答えできるとはお約束できかねますが、ご入院、または手術を控えているなど平常時ではなく緊急性の高い特別なご事情がある場合はご注文時、備考欄に記載していただければその都度確認いたします。

 

昨今、自分のブランディングも兼ねて研究としてYouTubeの配信を頻繁に観るようになりました。

 

その中には、ブランド経営者が「10万円でお買い物」「ハイブランドのバッグを買いました」というコンテンツもめずらしくはない時代となりつつあります。そのコンテンツ自体を否定するつもりはまったくございません。

 

ただ、その光景を観るたびに、私は考えさせられます。

 

お客様の人生を乗せているブランドとして、どんな発信方法が適切なのか、視聴者はお客様でもあり、万が一、経営者がハイブランドバッグを買いましたと報告したとき、私がお客様の立場なら複雑な気持ちになるのは間違いありません。

 

もしかしたら、こういう感覚が経営者として私は向いていないのかもしれませんが、Self0が大きくなってきた今だからこそ、どこまでをお客様に対してお見せし、どこまでを慎むのか、その境目を今は必死で探しています。Self0としてどこまでの世界を見せることを許可するのか。


発信するうえでの境界線は、時代が多様化しているからこそ、非常に難しいと感じています。

 

Self0というブランドは、私の生き方そのものです。私がどう生きるか、その姿勢を見せていく、あるいは商品に空気として含ませるのが、Self0です。

 

それに伴い、各種SNSの発信方法も慎重にと考えながらも、2024年に入って、まずは少しずつ頻度だけでも上げていこうと思い、今回のショップブログの執筆に至りました。

 

お客様がいらっしゃってこその、ブランドです。

その気持ちをいつまでも忘れずに、2024年はさらにパワーアップできたらと思います。

 

書くことは、生きること

Self0ERICA YAMAGUCHI