2024/04/28 16:00
Self0、関西初上陸のイベントとなった「文具女子博in大阪2024」が無事に大盛況の中、閉幕いたしました。(写真は使用前新品のマスクですのでご了承くださいませ)
Self0を立ち上げたときに文具女子博へ出店することはいくつかの中の、ひとつの大切な目標でした。無事に出店できるとなったときは、ちょうど、相田みつを美術館のカフェで休んでいたときで、今もはっきりとその瞬間を覚えています。
しかし、これまでとは違い「JANコード」が必要になったり、在庫数もかなり多くそろえておかなければいけなかったりとご来場客数の見込みに合わせての準備は想像以上にハードで、ここまでして、誰ひとりもお客様がこなかったらどうしようという不安や迷いとは常に葛藤でした。
文具女子博が近づけば近づくほど、今度は東京から5日間も離れたことがなく、旅行も最大で3泊4日くらいしか行ったことがなく、海外旅行にもなかなか行けていないので、準備だけではなく自分のメンタル面や体調も不安視するようになりました。
おかげさまで、文具女子博in大阪2024には予定通り出店でき、不安がっていたJANコードもトラブルなく、イベントは幕を閉じました。
最終日は新大阪から新幹線に乗った瞬間に涙が止まらず、品川までに京都や名古屋があったはずなのに、まったく記憶がなく(笑)、怪しい人と思われないように外の景色を見るふりをしながら、それまでの日々をゆっくり、じっくりと振り返っていました。
初日は、どの電車に乗ればいいのかもわからないくらい、まったく知らなかった大阪でしたが、次第にどこに何があるのかも少しずつわかってきて、お土産も必要な分だけを買って無事に東京に戻ってきました。
これだけのお客様と接すること自体が、私の魂にとっては学びへとつながっています。普段はひとりよがりのアイデアになりがちなのを「こんなのがあったらいいんだけどなぁ」と、お客様皆様にたくさん教えていただきました。
なによりこれまで2冊書籍をだしたことは、ブランドを立ち上げるうえで非常に重要だったこともお客様と会話させていただく中で気づかされた学びでもあります。ブランドのコンセプトと私の生き方がお互いに影響し合うように、お客様に対して「説得力」を生みだしているのだとも思いました。
Self0は他のブランドとはもしかしたら少し異なり、私の生き方そのものが含まれているブランドです。分身でもあり、もうひとりの自分。そんな非常に不思議なブランドなのです。
お客様からいただくご意見は、いつも統一性があり、1日でも早く商品に反映させることがブランドを運営する立場として、そのこと自体もお客様になにかを、還元することになると信じています。
今後さらにパワーアップし、成長した際には、今回の文具女子博in大阪2024で、皆様とお話できたことが分岐点であるのは間違いありません。そんなSelf0の目覚ましい成長の姿を見せられるよう、まずは、該当期間中、ECからご注文いただきお待ちいただいているお客様への配送を少しでも、1日でも早くお届けできるよう目の前のことから、再び、これまでの日常に戻ってまいります。
大阪の皆様、文具女子博までご来場いただき、ありがとうございました。
Self0のお客様は、常に愛でいっぱい、おおきな腕の中に包んでくれるようなやさしい方が多いのも、きっとブランドの特徴だと思います。だから泣き虫で弱虫の私でも、ここまでの挑戦を乗り越えることができました。
いつも、ありがとうございます。
書くことは、生きること。
Self0 山口 恵理香