2025/01/09 18:05

2025年、無事に幕開けとなりました。

通常運転の感覚に戻るまで、心が揺らぎやすい時期ですが、どうぞみなさま引き続きご自愛ください。

 

126日(124日はオンラインで先行販売スタート)より3冊目を出版します。タイトルは『ひとり会議ワークブック』です。


今回の主役は、Self0のおひとりさま会議用紙。さまざまな角度から自分自身と向き合えるワークブックがこのたび誕生します。


少し余談ですが、今回、出版するディスカヴァーさまは、いつか出版してみたいと思っていた出版社さまで、偶然が偶然を呼び、無事に企画が通ったときは、感情が溢れるを通り越して、ただ、ただ驚きと、魂が震える感覚を覚えました。


なにより夢ノートには、ちゃんと過去の自分が「ディスカヴァーさんから出版する」と書いてあって、改めて、書くことは魔法なのだと私自身が気づかされる出来事でもあったのです。


数年前からそうやって夢を思い描いていたこともいつの間にか忘れているうちに夢が叶う、そんな不思議な道のりに、今、私は生きています。


普段のお仕事も細かいものから負荷がかかるものまで、一度、ノートや付箋に書き起こし、頭の中を整理しながらタスクを処理する習慣が私の中に根付いています。


しかし、一度、書き起こすという工程がこのデジタルな時代だと非常に矛盾めいていますし、人によっては「非効率」と思う方もいらっしゃると思いますが、このひと手間を挟むことで、仕事の処理能力が高まることも昨年の激動の1年で何度も感じてきたことでした。


そうでなければ、とても抱えきれない複数のプロジェクト進行とたくさんの仕事量でした。

 

書くことが、いつも隣にいてくれる。


だから私は心の病気を抱えていても、ちょっとした場面で強くなれたり、涙の数だけたくましくなれたり、書くことは私にとって人生の相棒です。


年末年始に入ってからは、改めて、私もおひとりさま会議用紙を書いて、ひとり会議をしてみました。


お客様に正しいものを届けられているかどうか確認したかったのです。そして、種類が増えてからは、すべてをお試しする時間もあまりないまま走ってきてしまったので、お客様の感覚と自分の感覚が一致しているのかも確認したいという思いからでした。


 久しぶりに実際に使ってみて一番思ったのは、おひとりさま会議用紙の一番の魅力は、やはりデザインとカラフルな色味だと感じました。(自画自賛ではなく俯瞰的に見たかった)自分と向き合うことがワクワクしてくる感覚がありましたが、それはやはり、色が味方をしてくれているのだなと。色の力ってすごいなと思ったのです。

 


今回の『ひとり会議ワークブック』もおひとりさま会議用紙の一番の特徴でもあるカラフルさが強みの1となっています。開いてみると、読みものの部分からワーク本体まで、色があなたを広い世界へと導いてくれます。

 

自分と向き合うことって、こんなに楽しいんだ。


自己分析が必要なのは、就活だけではなくて、今のわたしなんだ。


ほんとうの心の声に耳を傾けたら、これほど夢が叶うんだ。

 

私の人生そのもの、実体験がそのまま反映された商品がSelf0のおひとりさま会議用紙と今回の1冊なのです。

 

おかげさまで多くの皆様に手にとっていただいているようで、一安心ではございますが、著者として、Self0を守る立場として、しばらくの間は、自分の言葉であらゆる角度から発信してみたい、自由に表現活動を楽しんでみようと今は思っています。

 

私は、不登校のときも、父を亡くしたときも、今この瞬間も、ずっと誰かに「ひとりじゃない」と言ってほしい……そんな気持ちと常に向き合いながら、自分なりの夢を叶えてきました。


Self0のおひとりさま会議用紙は、ただ自分と向き合うだけではなく、そこに書き込んでいる時間だけは孤独を忘れてほしい、少し距離を置いてほしい、そして再び日常の世界に入り、なにかと、誰かと闘う気力を持ち続けてほしい。そんな想いで、いつもお届けしています。


Self0の運営に携わるほとんどのことを(商品企画から梱包、発送、在庫まで)ひとりで進める中、今回の書籍、次に控えているプロジェクトを進めるのは容易ではなく、だからといって昔のように大泣きするわけでもなく、けれど、ときどき私自身も商業施設のベンチにふ~っと座り込んで、孤独と闘って、自分の人生を信じて、これまで走ってきました。


でも不思議なことに、ベンチに座る私の背中を誰かがみている視線もときどき感じていて、それはまぎれもなく、今、空の上にいるお父さんだとも思うのです。


父からは「いつかパパとえりちゃんの話も書いてね」と最後に言われていて、私の力不足でまだ書けていないけれど、空の上から「3冊目?あれパパのことじゃないの?()」なんて笑い声が聞こえてきそうですが、私の大切な大切なたからものが、新年に合わせて、またひとつ増えます。

 

 

嬉しいこともつらいことも、もういい年齢なのにたくさん泣いてしまう泣き虫の私。


でもここぞというときは、不思議な根性で走り抜けてしまう私。


どらちとも、ほんとうの私で、偽りのない私です。

 

そんな大切なことにいつも気づかせてくれる存在が、Self0<セルフレイ>です。

 

「渾身」の1冊です。

ぜひお手にとっていただけると幸いです。

 

 

Sefl0

山口 恵理香